2006-01-01から1年間の記事一覧
読み始めは、「読まなきゃ良かったかも…」とさえ思うほどの不幸っぷり。もちろん、それだけでは済まない。これでもか、これでもかと不幸が松子を襲うのだぁ。でも絶対に立ち直る松子。すげぇ。松子、すげぇよ。その克服っぷりに、数々の不幸話を読んでいるに…
読み始めは電車のなかでした。イヤフォンをつけ、本を開き、スイッチ・オン。ドヴォルザークの新世界より・終楽章。辛酸なめ子を読みながら、新世界を聴くワタクシ。しかも終楽章。笑えます。吹き出しそうになり、新世界は一時中断。辛酸なめ子の世界へと引…
前回の「図書館について」と同シリーズ2巻目です。図書館ってなんなんだ。これを読むとわかるわけではありませんが、少し近づいたような気持ちになりました。本物の謙虚さ、みたいなものが、大切なのかも。まだ、うまくつかめてませんが。3作目も読みたいデ…
泣けた。著者の、図書館への、そして人間への愛に。まっすぐで、ひたむきで、だけど、押し付けない。かっこいいヒトだと思った。クサイ?そうかも知れない。けれど、ワタシは、そういうことが、一番大切だと思っている。といっても、自分が、誰かからこんな…
専門用語という言い方が、正しいかどうかは判らないけれど、耳慣れない(見慣れない?)単語がたくさん出てきます。方言、とは言わないのかも知れないが、たとえば、今ページを、ぱらっとやってみて、謎な単語が、「サンカ」。差別用語らしい。そして、差別用…
風邪気味のようです。眠い…しかし!それでもワタシの生活に欠かせないもの。それはビール。なにはなくともビール。ごはんのお供にビール。とりあえずビール。風呂上りにビール。そんなワタシがこの本にビビっとくるのは、自然の摂理ってもんです。ビールの歴…
巧いなぁ、本当に。作家なんだから、当たり前って言ってはいけません。主人公であるところの「私」が、ちょっぴり高めの尿酸値を下げるために、モヤシに傾倒してゆく様が描かれているのですが、そんないかにもツラそうな状況だとゆうのに、読んでるコッチは…
日本人やめたくなります、こういうの読むと。いろんなことが、絶妙なバランスで成り立っているから、今の生活があるのかもしれないけれど。それにしたって、なんか言ってるコトおかしすぎですよー外務官僚って。なんかもうメチャクチャですね、日本の外交。…
物書きの永江朗さんという方の、お家を建てる過程の本。施主→永江朗さん建築家→アトリエ・ワンそれぞれの視点から、という構成で成り立っています。「狭くて小さい」のはウチとおんなじなので、なにかヒントになるようなことが、書いてあるかなーと、興味を…
新書です。今まで「かわいい」と何気なく使っておりましたが、安易に連発してはイケナイですね。反省。「かわいい」っていうのと、「犬彦」っていう取り合わせに惹かれました。かわいいです。すいません。あと、ジャケの著者近影みたいなやつ。かわいいです…
パンチのきいたタイトルです。ニートを軸に社会に潜む問題を斬る!って感じで。三者三様に、思いが綴られています。語り口や理論展開は、正しい新書な体なのですが、その背後にある三人の著者のこめられた思いがスゴイ。いちいちホントにそうだよなぁ、って…
文庫版を発見して即、上・中・下とも全部買い。ハマリました。家事とオケをサボって3日で読破。マグダラのマリアの件は以前テレビで見たので、かなり楽しめました。それ以降は、予備知識がなく、少々消化不良気味ですが、ストーリーでひっぱられて、最後まで…
だいぶ前に読み終わってたのですが…「早く続き読みたい」のタイプですが、ちょっとデキすぎ!?って思ってしまうのは、私がひねくれ者だからでしょうか。こうありたいっていう理想を描いているのなら、頷けますが、でもやっぱりデキすぎって物足りない…題材が…
これは私小説になるんでしょうか。家族にまつわる物語らしいです。似たようなものを以前にも読んだのですが、(タイトルは「飛ぶ男、噛む女」だったと思う)それに比べると、ふわっとあったかい感じの作品が多かったです。(飛ぶ男…はちょっとコワかったのです…
ドラマ「アンフェア」の原作です。設定とかがちょこちょこドラマでも使われてますが、基本的に違うオハナシみたいです。雪平を指して言う「無駄に美人」っていうのが、ワタシも結構好きでした。(これを言った安藤は、この表現を気に入っている、との記述あり…
一冊ずつ書いてみることにしました…1986年から1987年頃のボストン交響楽団の、リハーサルから本番後の様子、また、数人の奏者の話や、彼らの日常が書かれています。著者はジャーナリストだそうで、事実が淡々と書かれていて、ちょっと入りづらいですが、トラ…
よみおわったぁ〜!!タイヘンだった。なんかよくわからないとこも沢山あって、一応読み終えたけど、読み直すべきだなこりゃ。すぐに再読はキツイので、また頃合を見て…グールド初心者には、ちとハードルが高すぎましたね。もすこし、入門的なヤツを読んでか…
だいぶサボってしまいましたが、まだ読んでます!演奏論→アイデンティティ論と進んできましたが、グールドは、わりと早い段階で、演奏会活動を休止しています。これについて書かれるときには、引退とか、休止とか、その時々で言葉は変わってますが、ほかによ…
戻ってくることができました!意外と早い立ち直りでしたね〜。第2章、演奏論に突入です。グールドのピアノ演奏は、実際には誰の影響をうけているのか、というところから始まりました。ピアノはヘタクソですが、少しかじっていたためか、第1章に比べて読みや…
今朝は雑誌に逃避。男の子の学力がどうの、っていう見出しに惹かれてつい購入。アタマから読み始めましたが、まだ本題までたどり着かず。
どうにかこうにか、第1章を読破。ですが、読んだといえるのかどうか…よくわかってないです、ハイ。電車読書には、向きの本とそうでないのがありますね。いまさら気づいちゃいました。かなーり挫折ぎみ。途中だけど、やめようかと思ったり…あーあ、頭よくなり…
読み返しましたが、結局、よい聴き手とはグールド自身ということになるようです。オイオイ…って思わずツッコミたくなりましたが、そういう視点で考えてはいけないのでしょう、きっと。しっかし、グールドって、ラジオ番組作ったり、テレビ番組で対談したり、…
よい聴き手、メディア論と進んでまいりましたが、かなーりわからなくなっている、自分。よい聴き手のところは、学生時代の授業で、聴き手と演奏者の問題についての講義があったので、ひじょーに気になります。というわけで、少し戻って読んでみたいと思いま…
グールドのラジオ番組のところでした。演奏を録音して、好きなようにつぎはぎして、そうやって作ったものの意味を説く?みたいな。そして、録音vs生演奏、みたいなことに議論は展開。十分理解しているとはいえないのですが、多分…ちょっと思ったのは、グール…
第一印象は、「ムズカシイなぁ」です。予想はしてましたが…。仕事中に、カナダに関する雑誌を見つけ、そこに紹介されていた本です。ずっと気になっていて、銀座のヤマハでバッタリ→即購入でした。グールドは、大学の授業で取り上げられたことがあったり、大…
昨日、読み終わりました。偽リーダーと、真のリーダーのところは、かなり自分に当てはめてしまいました。まだ、偽リーダーまでいってないけど、真のリーダーって訳じゃないな…絶対に。偽リーダーにならない様気を付けようと思いました。そして、真のリーダー…
失敗で、いちばん恐ろしいのは、正しい対処ができないこと。ここでいう、正しい対処とは、失敗をちゃんと受け止めて、次どうするか考えるってことです。言い切ってしまいましたが、ワタシはそう理解しました。これが、キチンとできない状態に陥ることは、失…
なんだか話が難しくなってきて、なかなか進まない…行き・帰りの電車、座れちゃったせいで、寝ちゃったし…ヤル気なーく。「本当のベテラン」と「偽ベテラン」の話は、おもしろかったデス。この部分に限ってですが、養老孟司著の「バカの壁」や、中島義道著「…
いよいよ、失敗をいかにして後世に伝えていくか、というプロセスの解説です。自分の仕事は、まだまだそんなレベルではありませんが、どうにかして応用できないかと、つい考えてしまいます。成功より、失敗のほうが興味ぶかいですね。
自分のした失敗あれこれを振り返ってしまふ。それも仕事での失敗。今日もいろいろやったなぁ。がっくり。失敗から学んで大きくなる、っていうのは、確かに当たってますよね。あの時ああやったら、こうなった。じゃ今度は別の方法、ってなりますものね。とい…