アレモ コレモ ヨミタイ

読んだ本のことを書いたり書かなかったり

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

楽隊のうさぎ / 中沢けい

ブラスバンドもの。中学生の主人公のココロのなかには、うさぎがいる。彼がブラスバンド部に入部し、コンクールを勝ち抜いて、全国大会へと駒を進める物語。私も高校時代、ブラスバンド部に所属していたので、とても興味を持って、うれしく読んだ。それ以上…

くさいはうまい / 小泉武夫

本当にニオってきそうな、ステキな文章です。世の中には、くさい食べ物がたくさんあるのですなぁ。知らなかったヨ。ホンモノのくさやは未体験なので、(びんづめのはある。食べられないで残っている。)機会があったらチャレンジしたいです。

萌えるクラシック : なぜわたしは彼らにハマるのか / 鈴木淳史

「わたしの嫌いなクラシック」が面白かったので、読んでみましたが、こちらはイマイチですなあ。どことなく、醒めちゃった感が漂っている気がします。クラシック関連の著作が他にもあるようなので、そちらも時間があれば読んでみようと思います。

もっとコロッケな日本語を / 東海林さだお

ショージ君初体験。ドーダの人々 は感動モノです。ドーダ学会とか。著者に関する事前情報としましては、まんがをかくひとだ、ということと、中学時代に本屋で著作をみかけたっけ…ということだけで、総合すると(?)、おもしろいことをかく結構年配の人、という…

富豪刑事 / 筒井康隆

テレビ・ドラマのほうもスキでしたが、これも、なかなかスキ。テレビとは、全然違うものですが、(そりゃそうか)独特の世界をつくりだしています。ワタシは、結構オチャメだなーと感じました。筒井康隆の世界に、ハマってみたいです。

嫌われ松子の一生 / 山田宗樹

読み始めは、「読まなきゃ良かったかも…」とさえ思うほどの不幸っぷり。もちろん、それだけでは済まない。これでもか、これでもかと不幸が松子を襲うのだぁ。でも絶対に立ち直る松子。すげぇ。松子、すげぇよ。その克服っぷりに、数々の不幸話を読んでいるに…