アレモ コレモ ヨミタイ

読んだ本のことを書いたり書かなかったり

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

一九八四年 / ジョージ・オーウェル

高橋和久さん訳で、ハヤカワepi文庫のもの。 村上春樹さんの「1Q84」は、 この作品に影響を受けているらしいです。で、 天邪鬼なワタクシは、 1Q84読まずに、こちらに手を出した、 というわけです。以前このブログで書いた気がするのですが、 村上春樹さんの…

夜にはずっと深い夜を / 鳥居みゆき

今年の夏は、鳥居みゆき一色だったのです。 「鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ」 というGyaOで流れていた番組に、夢中でした。あれは、いつ頃だったでしょうか。 ロンブーの番組に出演していたのを見て以来、 ファンになってしまったのです。はじめて見た…

きつねのはなし / 森見登美彦

これで読みためていた分は最後です。 やっと。 で、 とっても偉そうにいいますと、 これが一番完成度が高い気がします。この著者の作品は、 それぞれにリンクする部分があるので、 そこに惹かれてここまで読みましたが、 この「きつねのはなし」は、 そうい…

四畳半神話大系 / 森見登美彦

これは、数年前に「床下仙人」 とともに、本屋さんイチ押し(?) という感じで平積みになっていたのだが、 当時は全くピンとこなくて、 スルーしてしまった。森見登美彦さんを読み始めて、 しばらく経った後、 「あ。」 と気づく。ちょっと悔しかったりもする…

美女と竹林 / 森見登美彦

ハイ、もどってきました。森見登美彦さん。 こちらは、エセーということで、 うまく説明できないのですが、 そういった心構えで読んでみたのです。 が、 良いカンジで裏切られました。 うむーさすが。ヤラレマシタ。コレを読んだ、しばらく後に、 奈良・京都…

シズコさん / 佐野洋子

まだ森見登美彦ぜんぶ書いてないですが…母娘の葛藤、ということで紹介されていたので、 ずっと気になっていました。読んでいる最中、 生きること・死ぬことを考えていました。 なんで生まれちゃったんだよう私。 死ななくちゃならないじゃないか。でも、今自…