アレモ コレモ ヨミタイ

読んだ本のことを書いたり書かなかったり

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ニートって言うな! / 本田由紀, 内藤朝雄, 後藤和智

パンチのきいたタイトルです。ニートを軸に社会に潜む問題を斬る!って感じで。三者三様に、思いが綴られています。語り口や理論展開は、正しい新書な体なのですが、その背後にある三人の著者のこめられた思いがスゴイ。いちいちホントにそうだよなぁ、って…

ダ・ヴィンチ・コード / ダン・ブラウン著 ; 越前敏弥訳

文庫版を発見して即、上・中・下とも全部買い。ハマリました。家事とオケをサボって3日で読破。マグダラのマリアの件は以前テレビで見たので、かなり楽しめました。それ以降は、予備知識がなく、少々消化不良気味ですが、ストーリーでひっぱられて、最後まで…

うつくしい子ども / 石田衣良

だいぶ前に読み終わってたのですが…「早く続き読みたい」のタイプですが、ちょっとデキすぎ!?って思ってしまうのは、私がひねくれ者だからでしょうか。こうありたいっていう理想を描いているのなら、頷けますが、でもやっぱりデキすぎって物足りない…題材が…

ニューヨークからきた猫たち / 椎名誠

これは私小説になるんでしょうか。家族にまつわる物語らしいです。似たようなものを以前にも読んだのですが、(タイトルは「飛ぶ男、噛む女」だったと思う)それに比べると、ふわっとあったかい感じの作品が多かったです。(飛ぶ男…はちょっとコワかったのです…

推理小説 / 秦建日子

ドラマ「アンフェア」の原作です。設定とかがちょこちょこドラマでも使われてますが、基本的に違うオハナシみたいです。雪平を指して言う「無駄に美人」っていうのが、ワタシも結構好きでした。(これを言った安藤は、この表現を気に入っている、との記述あり…

コンサートは始まる : 小澤征爾とボストン交響楽団 / カール・A・ヴィーゲランド著 ; 木村博江訳

一冊ずつ書いてみることにしました…1986年から1987年頃のボストン交響楽団の、リハーサルから本番後の様子、また、数人の奏者の話や、彼らの日常が書かれています。著者はジャーナリストだそうで、事実が淡々と書かれていて、ちょっと入りづらいですが、トラ…