アレモ コレモ ヨミタイ

読んだ本のことを書いたり書かなかったり

傭兵ピエール / 佐藤賢一 ; 上, 下

風邪をひいたようで。

朝、目覚めるとノドが痛いのと、

たまに鼻水が、ドバーとでるの以外は、

熱もないし、食欲もあるので、

たいしたことないのですが、

3日ばかり、この状態なので、

そろそろ治ってほしい…

さて、今回取り上げるのは、

百年戦争とやらを題材とした、歴史小説

集英社文庫版で読みました。

百年戦争、ってたしか高校の世界史で習ったよね。

しかし歴史は、超がつく程苦手な科目だったので、

(赤点をとったことがあるのだ!)

百年戦争…チーン(-_-)…みたいな感じなのですが、

そこは、なんとなーくイメージで…ね。

と・こ・ろ・が!やっぱり佐藤賢一はおもしろい!

めっちゃハマりました。

思えば、『カルチェ・ラタン』、『双頭の鷲』とも、

日本史・世界史両方に疎いわたくしが、

夢中になって読んたぐらいですので。

この『傭兵ピエール』は、

デュマの『三銃士』を彷彿とさせると思うのですが、

そこはやっぱり、佐藤賢一、フツーには終わりません。

この最後まで惹きつけて離さない感じが、

安心感みたいなものにつながって、イイ感じなのですよ〜。

どの作品もややボリューム多めですが、

ぜひ、おためしあれ!