怖い絵 / 中野京子
ショッキングな西洋絵画1点につき1章だての構成。
章のはじめに、
お題となる作品がカラーで印刷されており、
電車の中で、広げてしげしげと眺めるのは、
ちょっと周りの視線が気になったりします。
なにぶん、ショッキングな絵なので…
わたくし、絵とかまったくわからないので、
1つの作品を鑑賞する際に、
こんなにも画家の背景とか、
作品の背景とか、
時代背景とか、
知っていると、おもしろいものなのか、
と。
なにより、そういうことを知った上で鑑賞すると、
表現したかったモノ・コトが、
鮮明に浮かび上がってくる場合があるのですね。
ものごとの奥行きを実感。
勉強になった1冊。