漱石先生ぞな、もし / 半藤一利

こちらでは、初めての記事となります。

はじめましてデス。

よろしくお願いいたします。

そして、もし引越し前から読んでくださっている方、

そんな方がいらっしゃるのかどうかわかりませんが、

今後とも、よろしくお願いいたします。

さて、この本、ワタシの実の父がくれたもの。

もう10年以上も前でしょうか。

「前口上」なるものを、あらためて読み返してみると、

「書庫はいっぱいであろうから、むしろ読み捨てに…」

とあるが、もう何度となく読み返している。

何度となく読み返すたびに、

漱石作品、読んでからにすればよかったナ…

と思います。

学習能力ないなぁ。

また繰り返すのであろ。

なんでも著者は漱石の長女の娘を、

奥さんにされたらしく、

漱石は、著者からみて、

義理のお祖父さんということになるらしい。

だから、本書を記したわけではない、

とのことわりがある。

お祖父さんだからというわけではないのだろうが、

漱石への愛が溢れているなぁ、と感じました。

本を読むということは、

著者の思想や、人となりみたいなものを、

垣間見るということである、

ということを、

教えてくれた一冊です。