アレモ コレモ ヨミタイ

読んだ本のことを書いたり書かなかったり

ペンギン・ハイウェイ / 森見登美彦

新作に手を出すのは、

けっこう珍しい気がします。

あまり「情報ツウ」ではないものですから。

6月に入って、

これまで、念願だったこと、

いくつか進められたりして、

割と、大きく変化した感がある今日この頃なのですが。

ひとつには、屋根裏に書庫をつくること。

やっと、棚を入れまして。

主人の協力もあり。

で、本をしまってみたのですが、

本以外の、パンフレット類や楽譜なんかがしまえないことに気づく…

というわけで、まったく片付いておりません。

が、やり始めた、ということは、すごい進歩です。私にとって。

もひとつは、タバコ。

やめました。すっかり。うっかり。きっぱり。

ずっとやめたくて、

それこそ、毎日が禁煙チャレンジ!

みたいな日々だったのですが。

歯科でヤニ取りしてもらって、

その直後、偶然出会ったブログに、

「一回依存したら、完全に忘れるなんてムリ。

思い出して当たり前。」

みたいなことが書いてあり、

そぉか。吸いたくなっちゃう自分を、許してあげればいいんだ、と。

で、吸わない。

なんだか、

オセロの駒が、ひっくり返ったみたいな感じです。

更に、ひっくり返らないことを祈る…(笑)



…なんだか、私事が長くなり、申し訳ありません。

ペンギン〜は面白いですよ!

一読の価値はあると思います。

まさに、新境地ですね。

こんな風に、一人の作家さんの作品を、

コンスタントに読んでいく、という経験は、

森見さんの作品が初めてなのですが、

過去の作品からの、変化に着目しつつも、

個々の作品世界を楽しめる、

みたいなことが、二度オイシイ感じですね。