アレモ コレモ ヨミタイ

読んだ本のことを書いたり書かなかったり

世界屠畜紀行 / 内澤旬子

ずーっと読みたくて、探し回っていました。

そして!

リブロで発見。

やっと会(買)えた〜

うーんやっぱり好きです、リブロ。

なんでそんなに読みたかったのか。

書評誌で、結構評判がよかったことと、

「屠畜」というキーワードにひかれたこと。

屠畜って屠殺だべ?

なんてキケンな香りのキーワードなんだ!

という次第でございます。

ん?屠殺に対してキケンな香りがする、なんて先入観、

一体どこで手に入れたのだろう。

などと、考え出すと止まらない。

私たちがいつも食べている、

お肉はどうやって作られるのか?

ということを中心に据えて、

様々な国の、食肉事情はもとより、

生活・文化・宗教などとの関わりも紹介されています。

自分は、

他の生命をもらって生きているんだという、

当たり前だけど、忘れがちなことを、

痛感させられた一冊。