インストール / 綿矢りさ
著者のことを知ったのは
未読ですが「蹴りたい背中」でした。
それより前に、本書で賞をとっていたのですね。
これは夫のコレクション(?)に入っていて、
ずーっと家にあったのだけど、
ま、流行作家でしょう、
ぐらいに思って放置していました。
そのうち読めばいいや、
みたいな。
読みたい本を用意してなくて、
朝あわてて手にしたのがこれでした。
なんかたまたま読んでやったのよ、
みたいですけど、
そうです。イエイエ、うそですよ。
60%ホント。
が、
たまたま読んで、本当によかった。
この「たまたま」がなかったら、
読まずに一生を終えていたかも。
おおげさ?おおげさです。
高校生でしょ、ってちょっとバカにしてるとこ、
あったんだと思います。
でも、人間は年齢は関係ないって、ホントにそうだと思いました。
年上で、ぜんぜん尊敬できない人がいても、
しょうがないんだと。
何の話か、だんだん、わからなくなってきました。
えーと、
ものすごく若い人が書いたものなんですよね。
で、ちょっとナメてたら、期せずして涙してしまったと。
こういうことですな。
さっそく、
「蹴りたい背中」
買いに行きたいと思います。